AnalogDiscovery2を使ってみた
はじめに
PC接続の全部入り計測器,AnalogDiscovery2を使ってみました.
購入はDigilentから行いました.学生だと学割でだいぶ安くなります.送料が5000円近くするのが難点ですが,2万5000円程度でした.
秋月よりかは安くなった.
中身はこちら。
— tellusium (@tellusium) 2016年7月20日
学割+送料で
\17000 + \5000 = \22000くらい。 pic.twitter.com/mVSlUdnEUW
ツイート見ればわかりますが,買ったのが2016/7なので,半年以上眠らせてたことになります(電子回路を扱う機会がなかったのだ…)
I2C信号を観測する
I2C通信を扱う機会があり,久しぶりの電子回路なのとAnalogDiscoveryの存在を思い出し,信号を観測してみることにしました.
細かい回路は省略で.
実際に通信がうまく行かない現象に遭遇し,その原因究明にも使えました.
(原因はArduino内部でのプルアップと外付けプルアップの両方使ってしまっていたことでした)
以下はアドレス0x04に0を送った後,4バイトのデータを受け取った時の信号です.はじめに0x04すなわち0b00001000が送られていることが確認できます.
I2Cの波形を観測してみた
— tellusium (@tellusium) 2017年2月27日
これでAddr=0x04に"0"を送った後,[73, 73, 173, 129]の4byteが通信されている pic.twitter.com/3KXBuLOgMP
と書いたのですが,3つ目の173が怪しいですね…173 = 0x10101101なので,0が一つ足りないような.SCLも観測しておくべきだった…